【8割が知らない】手軽なのに最も効果が高い環境保護アクションとは?
マイバッグの利用やマイボトルの持参など、環境に優しいアクションを実践されている方も多いかと思います。
このようなアクションは、環境保護に貢献すると共に、お財布にも優しいのも特徴の1つ。
環境保護に興味があるみなさんなら、他にどんなアクションがあるのか、気になるところではないでしょうか。実は、CO2排出量を劇的に減らせるアクションがあるのです。
それは、電力を切り替えること。
自宅の電力を切り替えることで、年間1800キロ以上のCO2を削減できる(1)とされており、これは電気自動車への切替や菜食への転換など、どのアクションよりもCO2を減らすことに寄与すると言われています。
前提として、電気はCO2を発生させるもの・させないものがあります。火力発電はCO2を発生させますが、再生可能エネルギーの場合はCO2を排出しましせん。
現在、日本の電力構成は8割が火力(2)で、再生可能エネルギーはわずか2割。
つまり、地球温暖化を止めるためには、CO2を排出しない再生可能エネルギーの比率を上げることが重要なのです。
そして、私たちにできることは、家庭での使用エネルギーを再生可能エネルギーに切り替えることでしょう。
しかし、ここで1つ注意が。
再生可能エネルギー電力に切り替えることは、5分でできる最強の環境保護アクションですが、実はどの電力会社でもいいわけではありません。
なぜなら、山を切り崩してソーラーパネルを設置している場合もあれば、そもそも再生可能エネルギーの比率が低いけど、非化石証書を利用して実質的にCO2排出量ゼロとしている場合もあります。
環境保護を目的に電力会社を切り替えるには、環境破壊をしておらず、さらに再生可能エネルギー比率が高い、本当に信頼できる電力会社に切り替えることが重要なのです。
では、おすすめの電力会社はどこなのか。
私たち編集部はUPDATER社が提供する「みんな電力」を自信を持っておすすめします。
同社は2020年に、SDGs達成に向けて優れた取り組みを行う企業を表彰するジャパンSDGsアワードにて、最優秀賞の内閣総理大臣賞を受賞した注目の会社。
そして、発電所オーナーの「顔が見えること」を大事にしています。
「電力で地球に優しいアクションができるなら気になる」
「電力会社をどこに切り替えようか迷っていた」
そんな方向けに、みんな電力が提供する電力の特徴は何か、そしてなぜ「顔が見えること」を大事にしているのかお伝えします。
みんな電力が提供する「顔の見える電力」
みんな電力が提供するのは、再生可能エネルギー100%の「みんなのプラン」。
ただ、機械的に再生可能エネルギーを提供するのではなく、発電者の顔が見えることを大事にしており、「顔の見える電力」として提供していることが特徴です。
その経験から、大きな気づきがあったとのこと。
そのアイディアから誕生したのが「顔の見える電力」。よく考えると、これまでの電力供給の在り方、さらには格差解消にも繋がることだと気付きます。
マイクロファイナンス(小規模金融)で貧困解消を実現しているグラミン銀行に、昔から憧れがあった代表大石らしい発想で、電力事業は始まりました。
みんな電力では、法人需要家向けにはブロックチェーンの技術を使って、電力取引のトレーサビリティを証明することで、電力生産者の顔が見えることを実現しています。
一人でも多くの人に切り替えてもらうための「みんなのプラン」
2016年の電力自由化から新電力会社として電力を提供してきた同社は、2021年10月に「みんなのプラン」という新プランの提供に踏み切ります。
「みんなのプラン」は、大手電力会社の従来プランよりも安く、再生可能エネルギー100%の電力が利用できるのが特徴。
プランの表を挿入
と中村さんは語ります。
また、2020年~2021年冬に起こった電力市場の高騰を受け、「みんなのプラン」では、電力市場の価格変動に、電気料金が左右されないのも特徴の1つ。
今後、より再生可能エネルギーを選ぶ人が増えるように、大手電力会社の従来プランよりも安く、かつ電力高騰による影響の心配がないプランに刷新したのでした。
自由に選び、みんなが豊かに
再生可能エネルギーによる電力を販売している会社は他にもあります。みんな電力と他の会社の最大の違いはどこにあるのかと聞いたところ、
再生可能エネルギーの電力プランには本当に再生可能エネルギーで発電した電力を販売するプランと、火力発電や卸市場から調達した電気に「非化石証書」を購入して実質的にCO2排出量ゼロとしているプランがあります。
みんな電力は前者。
実際には数%しか再生可能エネルギーを使用していない電力会社もある一方で、同社では約83%(3)の電気をFIT電気と再生可能エネルギーから調達しています。(2020年度実績)
また、再生可能エネルギーだったら、どの電力でも同じではないと中村さんは強調します。
同社が厳しい調達基準を設けているからこそ、安心して消費者に選択をして欲しいと言います。
中村さんが口にしたのは、いい取り組みを応援することで、その取り組みがさらに広がりを見せる、まさに「買い物は投票」の考え方でした。
100円で応援できる顔の見える発電所
みんなのプランの特徴は、大手電力会社の従来プランよりも必ず安いこと、再生可能エネルギー100%であることに加えて、電気料金に含まれている100円で発電事業者を応援できることが挙げられます。
電気を誰でも作って売れるのもコンセプトの1つですが、このような選び抜かれた再エネ発電所は600にのぼります。
選べる自由を求めて
サービスを選ぶ上で、気になる要素の1つが他の利用者の口コミや評判。どんな方がみんなのプランに切り替えているのかを尋ねたところ、
と、同社の取り組みに共感する人からの指示が多いことがわかります。
さらに中には、
「離れていても故郷を応援できるところがよい」
「オンラインイベントなどで、電気の生産者さんの声をお聞きして身近に感じられるようになりました」
「一度発電ツアーに参加して、対応が凄く良かったのと、生産者の方とお会いして安心できた」
「”ちゃんと価値のあるものを適正な価格で買っている”という満足感を感じている」
のように、顔が見えることに対して満足している方や、
「毎日必ず使う電気を通して、環境問題にコミットできるという手軽さに価値を感じている」
自分のアクションが、環境問題解決の一部になれることに喜びを感じる方もいらっしゃるようです。
5分で切り替えよう。
最後に、中村さんはよくある再生可能エネルギーに対する誤解に関して話してくれました。
多くの方が気になるのは、やはり停電時のリスク。
電力事業は大きく、発電、送配電、小売りで事業者が分かれており、同社が行っているのは小売の部分。停電した際や、万が一同社が倒産したとしても、通常通り電線を使って電気が供給される仕組みになっています。
また、電力会社を切り替えるのは大変そうな作業にも見えますが、実は非常にシンプルとのこと。
だから5分でできる最大の環境貢献というわけですね。
最後に、将来の展望を伺ったところ、返ってきたのは意外な答え。
とあくまで、存在目的ありきの事業であることを強調してくれました。
当記事では、再生可能エネルギー100%の電力プランを提供するみんな電力を紹介してきました。
選び抜かれた発電者から、本当に信頼できる電気を買えることが魅力です。
また、電力高騰リスクも、みんなのプランでは払拭されており、非常に心強いのではないでしょうか。
電力を切り替えることは、5分でできて、CO2排出量の削減を可能にし、地球温暖化のSTOPに貢献できる手軽なアクションです。
にもかかわらず、現状では新電力に切り替えている人は全世帯の約2割。再生可能エネルギーを利用しているのはわずか1%です。
「品質が信頼できるなら再生可能エネルギーを選んでもいいかも」
「発電者さんを応援できるのは嬉しい」
「5分でできるならやってみようかな」
そのようにお思いの方は、ぜひこの機会に切り替えてみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
(1)家庭からの二酸化炭素排出量(2019年度)
(2)令和2年度エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書2021)
(3)17%はインバランスと言って、電力需要が供給量を上回る際に必要なバックアップ分
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