当ページに含まれる広告と商品評価について
当ページには広告リンクが含まれており、当ページを経由して商品・サービスの申込みがあった場合、提携している各掲載企業から広告報酬を受け取ることがあります。ただし、当サイト内のランキングや商品の評価に関して、提携の有無や報酬の有無に一切関わらず、コンテンツポリシーに基づき、当サイト独自の調査と実際に使用したレビューをもとに掲載しております。当サイトで得た収益は、皆様により役立つコンテンツを提供するために、品質向上等に還元しております。
【2024年4月最新ランキング】MAツール16選を比較!機能・費用や選び方を解説

【2024年4月最新ランキング】MAツール16選を比較!機能・費用や選び方を解説


リード獲得からナーチャリングまで、マーケティング活動を自動化できるMA(マーケティングオートメーション)。現在、多くの企業でMAツールが導入されており、導入数も年々上昇しています。

ただMAツールを導入したいと思っても、どのように比較すれば自社に合った機能が付いたサービスを選べるのわからないですよね。

また、比較の仕方がわからず契約してしまうと、逆にマーケティング業務が煩雑化するため、不安を抱えている企業も多いでしょう。

そこで当記事では、MAツール16製品の特徴・機能を比較して決めたおすすめランキングを紹介します。また、そもそもMAとは何かから選び方や導入時の注意点まで解説します。

Contents

MA(マーケティングオートメーション)ツールとは?

MA(マーケティングオートメーション)とは? 本章では、そもそもMA(マーケティングオートメーション)ツールとは何か、そして、MAツールの9つの基本機能とできることを解説します。

まず、MA(マーケティングオートメーション)とは、マーケティング活動を自動化し、より効果的かつ効率的に行うための手法のことです。

MAツールを使うと、マーケティング活動を自動化し、集客から販売促進、顧客管理までの一連の業務を効率化できます。

またMAツールは、マーケティング業務の効率化だけでなく、自動化によって、人為ミスや人件費の削減も可能です。

さらにMAツールを導入すると、獲得した顧客情報から成約見込みの高い顧客を見つけ、その顧客に効果的にアプローチをかけられるので、受注率の向上にもつながります

MAツールの9つの機能とそれぞれができることを紹介

本項では、マーケティング業務を効率化させるためのMAツールの9つの機能とできることを紹介します。

  • リード獲得
  • 広告などを配信し、見込み顧客を獲得する機能。
  • リード情報管理
  • 企業名や役職、サイト閲覧状況など、リード情報を一元管理する機能。
  • シナリオ設計
  • ターゲットに合わせた施策の自動化シナリオを設計する機能。
  • メール配信
  • シナリオにもとづき、パーソナライズされたメールを配信する機能。
  • スコアリング
  • リードの見込み度合いをスコア化する機能。
  • Webページ作成
  • LPやフォームなどを簡単に作成できる機能。
  • Web行動解析
  • リードの自社のWebサイトにおける行動履歴を分析する機能。
  • ソーシャルマーケティング
  • SNSでのマーケティング活動を管理し、SNSを通じた顧客とのエンゲージメントを強化する機能。
  • 顧客管理システム連携
  • SFAツールやCRMツールなどの顧客管理システムとデータを連携し、見込み顧客から取引開始後まで、一貫した顧客情報の管理を可能にする機能。

次章では、当編集部が厳選した16つのMAツールについて、一覧比較表で紹介します。

MAツール16製品一覧比較表【2024年4月最新】

MAツール16選一覧比較表 本章では、MAツール16製品を一覧比較表にしてまとめました。自社に合ったMAツール選びの参考にして下さい。

【2024年4月最新】MAツール一覧比較表
BtoB or BtoC 料金 サポート 連携
BowNow BtoB フリー:無料
エントリー:15,000円/月
※エントリープラン以上は別途問い合わせ
1 to 1導入支援、勉強会、動画など Salesforce、Kintoneなど
List Finder BtoB フリー:初期費用・月額無料
ライト:39,800円/月
スタンダード:59,800円/月
プレミアム:79,800円/月
※ライト、スタンダード、プレミアムは別途初期費用が100,000円
定期オンラインMTG、勉強会、セミナー、電話、メールなど Salesforce、Kintone、SanSanなど
Kairos3
Marketing
BtoB 初期費用:100,000円
月額:16,000円~
専任スタッフ、フォーム、電話、セミナーなど Salesforce、Kintone、SanSan、Zoomなど
SATORI BtoB/BtoC 初期費用:300,000万円
月額:148,000円~
セミナー、オンラインMTG、利用者コミュニティ Sales Cloud、Kintone、SanSanなど
SHANON
MARKETING
PLATFORM
BtoB/BtoC 月額:120,000円~ 電話、メール、オンラインチャットなど Salesforce、Kintone、Youtubeなど
b→dash BtoB/BtoC 問い合わせ 初期構築、施策/分析集 Salesforce、Kintone、Yappliなど
Salesforce
Account
Engagement
(旧Pardot)
BtoB Growth:150,000円/月
Plus:330,000円/月
Advanced:528,000円/月
Premium:1,800,000円/月
エキスパートによるコーチングなど Salesforceなど
Hubspot
(Merketing Hub)
BtoB フリー:無料
Stater:1,800円/月
Professional:96,000円/月
Enterprise:432,000円/月
様々な項目に対するアドバイスなど Salesforce、Shopify、Zapiarなど
Oracle
Marketing
Cloud
BtoB/BtoC 問い合わせ 公式サイトに記載なし Salesforce、Oracle、Microsoft
Adobe
Marketo
Engage
BtoB/BtoC 問い合わせ オンラインMTG、電話など Sales Cloud、Kintone、SanSanなど
Salesforce
Marketing
Cloud
BtoC Professional:150,000円/月
Corporate:504,000円/月
Enterprise:問い合わせ
エキスパートによるコーチングなど Salesforceなど
GENIEE MA
serviced
by MAJIN
BtoB/BtoC 初期費用:問い合わせ オンラインサポートなど GENIEE SFA CRM
aimstar BtoC 問い合わせ 公式サイトに記載なし LINE、Yappli、ecforceなど
MOTENASU BtoC 月額:29,800円~
※リード数による従量課金制
無料サポートはメールのみ
有料オプションで電話やチャットなど
Shopify、EC-CUBEなど
カスタマーリングス BtoC 問い合わせ 環境設定、初期設定、専任スタッフ、勉強会など 公式サイトに記載なし
Probance BtoC 初期費用:500,000円
Start:180,000円/月
Pro:375,000円/月
公式サイトに記載なし 公式サイトに記載なし

次章では、一覧比較表で紹介した各MAツールについて詳しく紹介します。

おすすめのMAツール16選を比較!各製品の特徴や機能を紹介

MAツール16選をランキングで紹介!おすすめ製品の特徴を比較 本章では、16つの各MAツールをランキング形式で紹介していきます。各MAツールの料金から機能、サポート体制まで詳しく解説しているので、ぜひご覧ください

【2024年4月最新】MAツール16製品のランキング
  • 1位:BowNow
  • 2位:List Finder
  • 3位:Kairos3 Marketing
  • 4位:SATORI
  • 5位:SHANON MARKETING PLATFORM
  • 6位:b→dash
  • 7位:Salesforce Account Engagement(旧Pardot)
  • 8位:Hubspot
  • 9位:Oracle Marketing Cloud
  • 10位:Adobe Marketo Engage
  • 11位:Salesforce Marketing Cloud
  • 12位:GENIEE MA serviced by MAJIN
  • 13位:aimstar
  • 14位:MOTENASU
  • 15位:カスタマーリングス
  • 16位:Probance


1位:BowNow|クラウドサーカス株式会社

BowNowの基本情報
BtoB or BtoC toB
料金 フリー:無料
エントリー:1,200円/月
※エントリープラン以上は別途問い合わせ
サポート 1to1導入支援、勉強会、動画など
連携 Salesforce、Kintoneなど
※出典:BowNow公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


BowNowのおすすめポイント
  • 最低限のコストから始められる
  • シンプルで初心者でも使いこなしやすい設計
  • AMBテンプレート機能によるユーザーのホットリストの自動抽出

BowNowは、導入社数10,000社以上の国内トップシェアの実績を持ち、継続率98.4%を誇るMAツールで、幅広い企業が始めやすく、簡単に使いこなせるようシンプルに設計されています

BowNowの機能としては、細かな条件検索やWebサイトの行動分析のほか、ABMテンプレート機能をONにするとユーザーのホットリストを自動抽出できます。

またBowNowには、無料で利用できるフリープランがあり、企業が必要とする機能だけを選んで課金できるため、無駄なコストをかけずにMAツールを利用しやすいです。

以上よりBowNowは、MAツールを利用したことがない企業や、まずは最小限から始めてみたいという企業におすすめのMAツールと言えます。

BowNowの公式サイトはこちら

2位:List Finder|株式会社Innovation X Solution

List Finderの基本情報
BtoB or BtoC toB
料金 フリー:初期費用・月額無料
ライト:39,800円/月
スタンダード:59,800円/月
プレミアム:79,800円/月
※ライト、スタンダード、プレミアムは別途初期費用が100,000円
サポート 定期オンラインMTG、勉強会、セミナー、電話、メールなど
連携 Salesforce、Kintone、SanSanなど
※出典:List Finder公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


List Finderのおすすめポイント
  • BtoB企業に特化した機能のMAツール
  • 比較的リーズナブルな価格設定
  • 導入コンサルなど充実したサポート体制

List Finderは、株式会社Innovation & Co.が提供する、BtoB企業向けに特化した機能のMAツールです。20年以上にわたるBtoB企業の支援実績をもとに開発され、1,600アカウント以上の導入実績を誇ります。

またList Finderは、MAツール初心者にも使いやすく設計されており、料金も初期費用は100,000円、月額30,000円台~と比較的リーズナブルです。

機能としては、MAツールの基本的な機能に加えて、そのWebコンテンツをどれだけ閲覧したかを細かく解析できる「PDF解析機能」等があります。

さらにList Finderには無料で利用できるコンサルサービスや勉強会あるため、導入に不安を抱えている企業にもおすすめできます。

BtoB企業でMAツールを導入したいけど、うまく使いこなせるか不安という方は、List Finderを検討してみましょう。

List Finderの公式サイトはこちら

3位:Kairos3 Marketing|カイロスマーケティング株式会社

Kairos3 Marketingの基本情報
BtoB or BtoC toB
料金 初期費用:100,000円
月額:16,000円~
サポート 専任スタッフ、フォーム、電話、セミナーなど
連携 Salesforce、Kintone、SanSan、Zoomなど
※出典:Kairos3 Marketing公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


Kairos3 Marketingのおすすめポイント
  • 比較的リーズナブルな価格設定
  • マーケティングと営業のシームレスな連携が可能になる
  • リードの購買意欲を見える化できる機能

Kairos3 Marketingは、基本的なMAツールの機能もありつつSFAの機能も兼ね備えているため、商談や受注に繋がるリードの抽出に加えて、営業活動の効率化を目指す企業におすすめのMAツールです。

価格面も、初期費用100,000円、月額利用料は15,000円~と比較的にリーズナブルです。

またKairos3 Marketingには特徴的な機能として、リードの各アクションにスコアを付け、リードの購買意欲を可視化できる機能があります。さらに、最短1営業日でアカウントが発行されるので、申し込みから利用開始までのスピーディーさもメリットの一つでしょう。

マーケティングと営業をシームレスにつなぎ、業務効率化を目指したい企業は、Kairos3 Marketingの導入を検討してみてください。

Kairos3 Marketingの公式サイトはこちら

4位:SATORI|SATORI株式会社

SATORIの基本情報
BtoB or BtoC toB/toC
料金 初期費用:300,000万円
月額:148,000円~
サポート セミナー、オンラインMTG、利用者コミュニティ
連携 Sales Cloud、Kintone、SanSan、LINEなど
※出典:SATORI公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


SATORIのおすすめポイント
  • アンノウンマーケティングによるリードジェネレーション機能
  • 国産ベンダーによるシンプルで使いやすい管理画面
  • オンボーディングなどの充実したサポート体制

SATORIは、1,500社以上の導入実績を持つ国産のMAツールで、日本人にも簡単に利用しやすいシンプルな管理画面が特徴です。

また、SATORIの最大の強みはリードジェネレーション機能にあります。SATORIは、個人情報を取得している見込み顧客だけでなく、個人情報を取得できていない匿名リードにもアプローチするアンノウンマーケティングが強みです。

アンノウンマーケティングによって、他のMAツールと比較して多くのリードにアプローチできる
ため、商談機会を増やせるでしょう。

さらにSATORIは、導入時にオンボーディングがあったり導入支援セミナーが開催されていたりするため、導入に不安を抱える企業にもおすすめできます。

以上より、リードジェネレーションに課題を感じている企業は、SATORIを検討してみましょう。

SATORIの公式サイトはこちら

5位:SHANON MARKETING PLATFORM|株式会社シャノン

SHANON MARKETING PLATFORMの基本情報
BtoB or BtoC toB/toC
料金 月額:120,000円~
サポート 電話、メール、オンラインチャットなど
連携 Salesforce、Kintone、Youtubeなど
※出典:SHANON MARKETING PLATFORM公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


SHANON MARKETING PLATFORMのおすすめポイント
  • リード獲得から購買意欲引き上げまで一気通貫のマーケティング支援が可能
  • LPやフォームを1クリックで作成可能な機能
  • イベント・セミナー運営のに強いMAツール

SHANON MARKETING PLATFORMは、リード獲得から購買意欲の引き上げまでを一気通貫で実施可能なMAツールです。リードの行動履歴に基づいて、購買フェーズを管理し、各フェーズのリードに対して適切な施策を打つことができます。

機能としては、1クリックでLPやフォーム作成が行えたり、リードのフェーズによって表示コンテンツを変えるパーソナライズ機能があります。

またSHANON MARKETING PLATFORMは、セミナー・ウェビナーや展示会などのイベントを開催・管理する機能も豊富に提供されているため、イベントを多く開催する企業にもおすすめです。

SHANON MARKETING PLATFORMの
公式サイトはこちら


6位:b→dash|株式会社データX

b→dashの基本情報
BtoB or BtoC toB/toC
料金 問い合わせ
サポート 初期構築、施策/分析集
連携 Salesforce、Kintone、Yappliなど
※出典:b→dash公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


b→dashのおすすめポイント
  • オールインワンMAツール
  • メール、LINE、SMS、プッシュ通知などマルチチャネル対応
  • ノーコードでデータ分析可能な機能「データパレット」を提供

b→dashは、MA・BI・Web接客など、マーケティングに必要な機能を網羅的に提供するMAツールです。

またb→dashは、メール、LINE、SMS、プッシュ通知など様々なチャネルでのアプローチできます。そのため様々なタイプのリードに適切なアプローチができるので、多くの業界・業種の企業に取り入れられているMAツールです。

さらに、データ統合テクノロジーを駆使した機能「データパレット」を提供しており、リードから収集したデータをノーコードで加工・統合・分析可能。SQLを扱えなかったりMAツール初心者であったりしても、簡単に操作できるので使いこなしやすいでしょう。

b→dashの料金は、公式サイトに記載がないため、導入を検討している場合は、資料請求をして営業に直接聞きましょう

b→dashの公式サイトはこちら

7位:Salesforce Account Engagement(旧Pardot)|株式会社セールスフォース・ジャパン

Salesforce Account Engagement(旧Pardot)の基本情報
BtoB or BtoC toB
料金 Growth:150,000円/月
Plus:330,000円/月
Advanced:528,000円/月
Premium:1,800,000円/月
サポート エキスパートによるコーチングなど
連携 Salesforceなど
※出典:Salesforce Account Engagement(旧Pardot)公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


Salesforce Account Engagement(旧Pardot)のおすすめポイント
  • BtoB特化型の機能を提供するMAツール
  • Salesforceの他ツールとの高い連携性
  • AIビジネスサポートやユーザーコミュニティ

Salesforce Account Engagement(旧Pardot)は、SFAで世界トップシェアを誇るSalesforceが提供するBtoB企業特化のMAツールです。

価格は比較的高めですが、BtoBのマーケティング活動をほぼすべて自動化できる機能を提供しています。また、Salesforceの他ツールと連携させれば、リード獲得からナーチャリング、販売管理まで一括管理できるのもメリットの1つです。

そのためAccount Engagementは、Salesforceの他ツールを導入している企業やリード獲得から販売管理までを1つのシステムで完結させたい企業におすすめできます。

さらに、AIによるビジネスサポートや活発なユーザーコミュニティを利用できるので、導入に不安を抱えている企業も導入しやすいでしょう。

Salesforce Account Engagement(旧Pardot)の
公式サイトはこちら


8位:Hubspot(Merketing Hub)|HubSpot Japan株式会社

Merketing Hubの基本情報
BtoB or BtoC toB
料金 フリー:無料
Stater:1,800円/月
Professional:96,000円/月
Enterprise:432,000円/月
サポート 様々な項目に対するアドバイスなど/分析集
連携 Salesforce、Shopify、Zapiarなど
※出典:Hubspot公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


Merketing Hubのおすすめポイント
  • インバウンドマーケティングに強い機能が付帯
  • 直感的な操作でデザイン性の高いLPを作成可能
  • 他のHubSpotツールと連携することで、部門間の連携をスムーズに行える

HubSpotは、世界中の10万社以上の企業に採用されているCRMプラットフォームです。その中のでもマーケティング活動に特化したMAツールがMerketing Hubになります。

Merketing Hubは、インバウンドマーケティングに強みを持つ機能のMAツールで、ドラッグ&ドロップで簡単に操作でき、デザイン性の高いLPやフォームを作成可能

またMerketing Hubは、HubSpotの他のツール(SFAツールのSales HubやCMSツールのCMS Hub)と連携させることで、部門間の連携をスムーズに行えるでしょう。

さらにROI測定機能やABテスト、顧客情報に基づくパーソナライゼーションも可能です。1つのシステムで集客からコンテンツ作成、販売管理等をすべて行いたい企業は、HubSpotの導入を検討しましょう。

Hubspotの公式サイトはこちら

9位:Oracle Marketing Cloud|日本オラクル株式会社

Oracle Marketing Cloudの基本情報
BtoB or BtoC toB/toC
料金 問い合わせ
サポート 公式サイトに記載なし
連携 Salesforce、Oracle、Microsoft
※出典:Oracle Marketing Cloud公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


Oracle Marketing Cloudのおすすめポイント
  • データベースの安全性と安定性
  • データ統合と分析機能が強い
  • リアルタイムデータ分析機能を基にしたクロスチャネルマーケティング

Oracle Marketing Cloudは、データベース製品で世界的に有名なOracle社が提供する、BtoBおよびBtoCの双方に対応したMAツールです。

データベースで高い知名度を誇る企業のMAツールというだけあって、データ管理の安全性や安定性がこのMAツールの強みといえます。

またOracle Marketing Cloudは、リアルタイムデータ分析機能を基にしたクロスチャネルマーケティングを支援し、リード獲得からパーソナライズされたコミュニケーションの構築をサポートできます。

以上より、Oracle Marketing Cloudは、膨大な顧客データを管理する大企業や、高度なセキュリティ要件を持つ企業などにおすすめです。

Oracle Marketing Cloudの公式サイトはこちら

10位:Adobe Marketo Engage|アドビ株式会社

Adobe Marketo Engageの基本情報
BtoB or BtoC toB/toC
料金 問い合わせ
サポート オンラインMTG、電話など
連携 Sales Cloud、Kintone、SanSanなど
※出典:Adobe Marketo Engage公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


Adobe Marketo Engageのおすすめポイント
  • 豊富で拡張性の高い機能がそろっている
  • Adobeアプリケーションとのシームレスな連携
  • 充実したサポート体制

Adobe Marketo Engageは、アドビ株式会社が提供する、BtoBおよびBtoCの双方に対応したMAツールで、顧客エンゲージメントの向上をコンセプトに作られています。

Adobe Marketo Engageは、機能が豊富で拡張性にもたけており、使いこなすことができれば、マーケティング活動がより効率的かつ効果的に行えるでしょう。

例えば、マルチチャネルやパーソナライゼーションされたコンテンツを活用して高度なナーチャリングをしたり、他のAdobeアプリと連携して詳細なデータ分析が行えます。

またAdobe Marketo Engageは、定期的なセミナーやコンサルティングサービス、ユーザーコミュニティでの情報交換等のサポート体制も充実しているため、初めてのMAツールでも使いこなしやすいでしょう。

Adobe Marketo Engageの公式サイトはこちら

11位:Salesforce Marketing Cloud|株式会社セールスフォース・ジャパン

Salesforce Marketing Cloudの基本情報
BtoB or BtoC toC
料金 Professional:150,000円/月
Corporate:504,000円/月
Enterprise:問い合わせ
サポート エキスパートによるコーチングなど
連携 Salesforceなど
※出典:Salesforce Marketing Cloud公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


Salesforce Marketing Cloudのおすすめポイント
  • BtoCおよびBtoBの両方に対応した網羅的な機能
  • AIを活用したデータ分析機能
  • マルチチャネルで展開可能なパーソナライズされたコミュニケーション設計

Salesforce Marketing Cloudは、CRMやSFAにおいて世界トップシェアを誇るSalesforceのMAツールで、BtoCおよびBtoBの両方に対応しています。

Salesforce Marketing Cloudは、メール、SNS、LINE、広告など、様々なチャネルを通じて顧客とのコミュニケーションを一元管理可能。また、顧客一人ひとりに合わせてパーソナライズされたコミュニケーションの設計ができる機能が強みです。

さらにAIを用いたリードのデータ分析が可能なため、多くのリードを抱えている企業に特におすすめできます。

Salesforce Marketing Cloudの公式サイトはこちら

12位:GENIEE MA serviced by MAJIN|株式会社ジーニー

GENIEE MAの基本情報
BtoB or BtoC toB/toC
料金 初期費用:問い合わせ
月額:100,000円~
サポート オンラインサポートなど
連携 GENIEE SFA CRM
※出典:GENIEE MA公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


GENIEE MAのおすすめポイント
  • シナリオの作成から運用までを直感的な操作で行える
  • 高い定着率に裏打ちされた使いやすさ
  • 幅広い業界・業種に対応できる豊富な料金プラン

GENIEE MAは、パーソナライズされたコミュニケーションをマルチチャネルで展開可能な国産MAツールです。定着が難しいとされるMAツールですが、GENIEE MAは比較的高い定着率を誇ります。

特徴的な機能として「シナリオキャンバス」があり、この機能を使うと、シナリオの作成から運用までを直感的な操作で簡単に行えます

また、国産ツールであるため、日本人にとって使いやすい設計や、充実したサポート体制も魅力の一つでしょう。

さらに、料金プランが豊富に用意されているので、GENIEE MAは幅広い業種・業界の事業者におすすめできます。

GENIEE MAの公式サイトはこちら

13位:aimstar|株式会社 GROWTH VERSE

aimstarの基本情報
BtoB or BtoC toC
料金 問い合わせ
サポート 公式サイトに記載なし
連携 LINE、Yappli、ecforceなど
※出典:aimstar公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


aimstarのおすすめポイント
  • ノーコードでのデータ統合機能やAIによる自動分析機能
  • 豊富な分析テンプレートと鉄板シナリオが用意されている
  • 日本を代表するようなBtoC企業でも導入されているMAツールという信頼性

aimstarは、ノーコードでのデータ統合やAIによる自動分析ができる機能を提供する、BtoC向けのMAツールです。

aimstarでは、100種類以上の分析テンプレートが利用できるので、SQLや統計解析の知識がなくても複雑な分析やターゲティングを行えます。また、売上アップにつながる鉄板シナリオも用意されており、自社のキャンペーンにすぐに活用できるでしょう。

さらに、日本を代表するようなBtoC企業でも導入されているため、ツールの信頼性においても魅力的なMAツールと言えます。

aimstarの公式サイトはこちら

14位:MOTENASU|株式会社FID

MOTENASUの基本情報
BtoB or BtoC toC
料金 月額:29,800円~
※リード数による従量課金制
サポート 無料サポートはメールのみ
有料オプションで電話やチャットなど
連携 Shopify、EC-CUBEなど
※出典:MOTENASU公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


MOTENASUのおすすめポイント
  • オンラインマーケとオフラインマーケの融合
  • 直感的操作性とシンプルな機能
  • 料金体系がリード数による従量課金制

MOTENASUはMAツール運用の専門的な知識がなくてもシナリオ設計が可能なMAツールです。

MOTENASUの最大の特徴は、デジタル領域のオンラインマーケティングと紙面領域のオフラインマーケティングを融合させたマーケティングが可能な点。顧客の特性に合わせて、オンラインマーケティングとオフラインマーケティングを効果的に組み合わせることができます。

また、料金体系がリード数による従量課金制です。そのため、自社のリード数からコストを把握して、他のMAツールとも比較してから導入を検討しましょう。

MOTENASUの公式サイトはこちら

15位:カスタマーリングス|株式会社プラスアルファ・コンサルティング

カスタマーリングスの基本情報
BtoB or BtoC toC
料金 問い合わせ
サポート 環境設定、初期設定、専任スタッフ、勉強会など
連携 公式サイトに記載なし
※出典:カスタマーリングス公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


カスタマーリングスのおすすめポイント
  • 導入の手軽さ
  • セグメント抽出の自由度の高さ
  • 分析機能の豊富さ

カスタマーリングスは、顧客一人ひとり見える化してマーケティング施策を実現するBtoC向けMAツールです。提供開始から10年で750社以上の導入実績を誇り、大手から中小企業まで幅広い業種に対応しています。

カスタマーリングスの特徴としては、データをノンカスタマイズで活用可能な手軽さや、セグメント抽出の自由度の高さ、そして多彩な分析機能が挙げられます。

また、サポート体制も充実しており、定期的な勉強会や業務代行サービスまで、顧客企業のニーズに応じて幅広く提供しているため、導入や運用に不安を抱える企業にもおすすめです。

カスタマーリングスの公式サイトはこちら

16位:Probance|株式会社ブレインパッド

Probanceの基本情報
BtoB or BtoC toC
料金 初期費用:500,000円
Start:180,000円/月
Pro:375,000円/月
サポート 公式サイトに記載なし
連携 公式サイトに記載なし
※出典:Probance公式サイト
※上記の情報は2024年4月の情報です。


Probanceのおすすめポイント
  • 顧客ニーズの予測によりリードにメッセージが届きやすい
  • リードへの過剰なコミュニケーションを回避する「プレッシャーコントロール」機能
  • 日本ユーザー向け機能の開発がされている

Probanceは、「顧客ニーズを特定するマーケティングオートメーション」をコンセプトに作られた、BtoC向けのMAツールです。

Probanceの強みは、リードにメッセージを届ける機能。顧客のアクセスしやすい曜日・時間帯や趣味嗜好を予測し、最適なコミュニケーションプランを適切なタイミングで展開できます。

また、リードへの過剰なコミュニケーションを回避する「プレッシャーコントロール」機能があり、リードとの心地よい関係性作りにも貢献するでしょう。

さらにProbanceは、フランスに本社のある会社が開発したMAツールですが、ブレインパッド社により日本ユーザー向け機能の開発がされているので、日本人にも使いやすいと言えます。

Probanceの公式サイトはこちら

以上が、当編集部が厳選したMAツールのランキングです。

次章では、導入に失敗しないためのMAツールの選び方を解説します。自社に合わないMAツールを契約してしまい、後で後悔しないためにもぜひご覧ください。

導入に失敗しないための選び方を解説

導入に失敗しないためのMAツールの選び方・比較ポイント 本章では、MAツール導入に失敗しないための選び方を紹介します。以下のポイントを押さえて比較すれば、MAの導入に失敗する確率は低いでしょう。

まずはMAツールがBtoB向けかBtoC向けかを確認する

1つ目の導入に失敗しないMAツールの選び方は、BtoB向け・BtoC向けを確認することです。以下に示すように、BtoB事業とBtoC事業では、顧客の数、アプローチ方法、購入決定プロセスが異なり、必要なMAツールの機能も変わってきます。

  • BtoB向けMAツール
  • 顧客数が比較的少なく、長期間にわたる関係構築が必要。意思決定が複数のステークホルダーによって行われるため、深い顧客理解と個別対応が可能な機能が求められる。
  • BtoC向けMAツール
  • 顧客数が多く、迅速な購入決定が特徴であるため、大量の顧客データを効率的に管理し、瞬時に対応できる機能が必要。

自社のビジネスモデルに合ったMAツールを選択し、マーケティング活動の効率化と効果の最大化を図りましょう。

自社の課題を解決する機能があるMAツールか比較・検討する

MAツールの導入において、自社の課題を解決できる機能を持つMAツールであるかを比較することも重要です。

まず前提として、自社の解決したい課題が明確になっているかを確認しましょう。次にその課題を解決するために必要な機能を洗い出します。

そして、各機能を比較して、自社の課題を解決する機能を持ったMAツールを選ぶことで、導入後にやろうと思っていたことができないという事態を防げるでしょう。

人員や知識などの観点から使いこなせるMAツールかを判断する

3つ目のMA導入に失敗しないための選び方は、人員や知識などの観点から自社が使いこなせるかどうかを判断することです。判断基準としては、以下のような観点があります。

  • 機能性
  • 多機能であるほど使いこなす難易度が高いですが、シンプルなツールは応えられるニーズが小さいです。
  • 社内の知識レベル
  • MAツールの運用には専門的な知識が求められることがあります。不安な場合は初心者でも使いやすいMAツールか、サポート体制の充実したMAツールを導入しましょう。
  • 運用リソース
  • MAツールは自動化によってマーケティング業務を効率化しますが、運用するリソースは必要です。自社でMAツールを導入した際に、運用リソースが足りているか確認しましょう。

上記の観点を総合的に判断して、MAツールを選びましょう。

MAツールのサポート体制の充実度を比較する

サポート体制の充実度も、MAツールの比較には重要です。

MAツールは、機能が複雑だったり専門的な知識が必要だったりと、導入しても使い方がわからないという事態に陥る場合があります。

また、サポート体制を比較する際は、単にサポートの有無だけでなく、どのような形式でサポートが提供されるのかを確認しましょう。例えば、メールやチャットのみのサポートがあるMAツールよりも、専任スタッフによるコンサルやオンラインMTGなどのサポートがある方がMA導入に失敗しにくいです。

そのため、特に、社内に専門の技術者がいない場合やマーケティング活動を初めて自動化する企業では、サポート体制が充実したMAツールを選びましょう。

具体的なコスト(初期費用と月額費用)を確認して費用対効果を比較する

MAツール選びにおいて、具体的なコストと費用対効果の確認も重要な要素です。なぜなら、MAを導入しても、導入前と比較して、費用対効果がとれていなかったら導入する意味がないからです。

MAツールの料金体系は基本的に、初期費用と月額費用です。また、月額費用は、使う機能やアプローチしたいリード数が増えるにつれて増えていくものが多いです。

これに対して、MAツール導入によって、どれだけの収益インパクトがあるのかを予測しておき、費用対効果のとれるMAツールを選びましょう。

自社で運用しているCRM・SFAシステムとの連携の可否をチェックする

6つ目の導入に失敗しないためのMAツールの選び方は、自社で既に運用しているCRMツールやSFAツールとの連携可能性を確認することです。

MAツールは、CRMツールや、営業の管理・サポートに特化したSFAツールとシームレスに連携することで、より業績向上に貢献します。

一方で、自社で既に導入しているCRMツールやSFAツールがあり、それとシームレスに連携できないMAツールを導入すると、逆にマーケティング業務が煩雑化し業績低下につながる可能性もあるでしょう。

そのため、まずは自社で運用しているCRMツールやSFAツールがあるかを確認し、ある場合はそれらとシームレスな連携が取れるMAツールを選びましょう。

自社と似たような規模の会社が導入しているMAツールかどうか調べる

最後に紹介するMAツールの選び方は、自社と似たような業種や規模の企業が導入しているMAツールかを調べることです。

また、MAの導入事例・活用事例を参考にすることで、その後の運用イメージを具体的に把握できるので、どのような会社がどのように導入しているかは事前に調べたうえで、MAツールを選びましょう。

以上、MAツールの選び方でした。次章ではそもそもMA・CRM・SFAの違いとは何かについて解説します。

この違いを理解していると、よりMAツールを使いこなし、マーケティング業務効率化や業績の向上につながるので、ぜひご覧ください。

MA・CRM・SFAの違いは?

MA・CRM・SFAの違いは? MA(マーケティングオートメーション)、SFA(セールスフォースオートメーション)、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)は、それぞれがマーケティングから営業活動に至るまでの異なる段階をサポートし、企業のリード獲得から顧客関係の維持・強化に至るプロセスを効率化します。

それぞれの違いは以下です。

  • MA(マーケティングオートメーション)
  • リード獲得や育成を自動化・効率化することに特化している。集客から商談までをカバーし、リードナーチャリングを通じて営業部門に高品質なリードを提供することが目的。
  • SFA(セールスフォースオートメーション)
  • 営業活動の効率化を目的としている。商談管理や案件管理、営業活動の分析や受注予測などが主な機能。
  • CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)
  • 顧客情報のデータベース化と分析を通じて、顧客との関係性を向上させることが目的。キャンペーン管理やコミュニケーション管理などを通じて、顧客満足度やロイヤルティの向上を目指す。

MA、SFA、CRMは、それぞれが連携することで大きな成果を生み出します。MAから生成されたリードをSFAで効率的に管理・追跡し、最終的にCRMで顧客との関係を強化することで、顧客ライフサイクル全体を通じた一貫したアプローチが可能です。

MA、SFA、CRMの違いは理解できたでしょうか?次はMAツール導入のメリット・効果を見ていきましょう。

MAツールを導入するメリット・効果を紹介

MAを導入するメリット・効果を紹介 本章ではMAツール導入のメリット・効果を解説します。

MAツール導入による自動化でマーケティング業務の効率化が図れる

MAツール導入のメリット・効果の1つ目は、自動化によってマーケティング業務の効率化を図れることです。

またMAツールにより、マーケティング業務のプロセスを可視化できるため、業務のボトルネックを迅速に特定できます。これにより、PDCAサイクルを効率的に回し、継続的な改善が可能です。

MAツールを導入すると顧客理解が深まり成約率が向上する

MAツール導入によるメリット・効果2つ目は、顧客理解が深まり成約率が向上する可能性が高まることです。

MAツールにより、購買意欲が高いホットリードを的確に見極め、最適なタイミングでアプローチできます。これにより、企業は効率的に確度の高い施策を打てるでしょう。

またMAツールの導入で、顧客の属性や嗜好、行動履歴に基づくパーソナライズされたアプローチが可能になります。そのため、各顧客のニーズに合わせたアプローチをが取れ、成約率が向上する可能性が高まるでしょう。

MAツールで人件費や時間の削減、人為的ミスの減少も可能になる

MAツールの導入は、人件費や時間の削減を可能にします

マーケティング業務を自動化することで、担当者一人当たりの管理できるリード数が大幅に増加し、それによって人件費の削減が期待できます。また、MAツールの導入は、リードの取りこぼしや誤送信、配信漏れなど、手作業によるヒューマンエラーを減少させる効果もあります。

以上がMAツール導入のメリット・効果です。MAには様々な良い面があることはわかりましたが、デメリットや注意点はあるのでしょうか?

次章では、MA導入・運用時の注意点について確認します。

導入時に気を付けたい注意点やデメリットを解説

導入時に気を付けたい注意点やデメリットを解説 MAツールにもデメリットや導入・運用時の注意点があります。これらを理解せずに導入すると、逆にマーケティング業務が煩雑化したり、コストがかかったりするので、注意しましょう。

MAツールによっては使い方がわかる運用者がいないと使いこなせない

MAツール導入の注意点として、ツールの使い方がわかる運用者がいるかどうかが重要です。高度な機能を持つMAツールも、適切に使いこなせる人材がいなければ、その機能を十分に発揮できません。

ツールの運用には、マーケティングやMAに関する専門知識が必要となります。特に高機能なMAツールほど、運用に必要な知識の量が増えるので注意しましょう。

MAツール導入したが運用できないという状況を避けるためにも、ツールを使いこなせる運用者を確保しておくことが大切です。また、仮に自社に使いこなせる運用者がいない場合は、導入や運用におけるサポート体制が充実したサービスを選びましょう。

MAツール導入から短期間で効果が出るわけではないことを理解しておく

導入から短期間で効果が出るわけではないことを理解するのも重要でしょう。

そもそもMAツールの導入目的がリードナーチャリングの場合、効果を実感するまでに時間が必要です。

また場合によっては、導入したての頃は現場から「作業が増えている」といった声が上がることもあるでしょう。しかし、ツールに慣れて使いこなすことができれば、最終的には作業の効率化が図れ、業績アップにつながる可能性は高いです。

そのため、3ヶ月から半年程度は準備期間と捉え、長期的な視点で運用しましょう。

導入の目標・目的を明確化してからMAツールを選ぶ

MAツールを導入する際には、その目標や目的を明確にしてから導入しましょう。目標・目的なしにMAツールを導入すると、費用対効果がマイナスになるリスクもあります。

例えば、リードナーチャリングが目的の場合、顧客のニーズに合わせたコンテンツの提供やフォローアップのシナリオを設計することが求められます。一方で、ブランド認知度向上が目的の場合は、異なるアプローチやコンテンツ設計が必要です。

目的・目標を明確にすることで、適切なターゲット設定やスコアリング、営業アクションの設計が可能になり、MAツール導入による高い効果を期待できるでしょう。

マーケティング部門以外の関係部門とも連携する

マーケティング部門だけでなく、営業部門や販売部門といった関係部門との連携も、MAツール導入時に気を付けたい注意点です。

まず、MAツールはマーケティング部門によって運用されることが多いですが、MAツールで獲得したリードは営業部門や販売部門に渡されます。ここのマーケティング部門と営業部門でリードに対する温度感の認識がずれると、効果的なマーケティング活動は困難でしょう。

そのため、導入や運用にあたっては、営業部門や販売部門と連携し、共通の認識を持って活動することが求められます。

MAツールのスコアリング機能を過信しないようにしよう

MAツールのスコアリング機能は、リードの購買意欲を定量的に評価する有効な機能です。しかし、この機能を過信しないようにしましょう。

スコアリング機能によって得られる点数や傾向は、企業ごとのマーケティング戦略やスコアリング機能の設定によって異なります。そのため、導入初期の設定をそのまま適用し続けるのではなく、PDCAサイクルを回しながらスコアリング機能のチューニングを行いましょう。

スコアリング機能に限らず、MAツールを適切に使いこなすには、各機能を単なる解決策とするのではなく、マーケティング活動を支援するための機能として捉え、活用することが重要です。

まとめ|MAツールは導入目的を明確にして比較しましょう

まとめ 当記事では、16つのMAツールの比較に加えて、選び方やメリット・デメリット、そもそもMAとは何かについて解説しました。

以下が当記事で比較したMAツール16選です。

【2024年4月最新】おすすめMAツール16選
  • BowNow
  • List Finder
  • Kairos3 Marketing
  • SATORI
  • SHANON MARKETING PLATFORM
  • b→dash
  • Salesforce Account Engagement(旧Pardot)
  • Hubspot
  • Oracle Marketing Cloud
  • Adobe Marketo Engage
  • Salesforce Marketing Cloud
  • GENIEE MA serviced by MAJIN
  • aimstar
  • MOTENASU
  • カスタマーリングス
  • Synergy!
  • Probance

MAツールは、正しく比較して選び、使いこなせれば、マーケティング業務の効率化にとどまらず直接的な業績アップにもつながる強力なツールです。一方で、選び方を知らずに導入すると、逆に業務に支障をきたす可能性があります。

読者の皆様が、正しくMAツールを比較し、自社に合ったMAツールを選び、マーケティング業務効率化が進むことを願っております。

PICKUP
CONTENTS

【2024年4月最新ランキング】MAツール16選を比較!機能・費用や選び方を解説

リード獲得からナーチャリングまで、マーケティング活動を自動化できるMA(マーケティングオートメーション)。現在、多くの企業でMAツールが導入されており、導入数も年々上昇しています。 ただMAツールを導入したいと思っても、...
           
最終更新日:2024年4月3日

MAツールBowNow徹底検証!活用事例から料金・導入メリットまで解説

「BowNow」は、無料で使えるMAツールとして評判の高いサービスです。ただし、無料だからといって即決せず、BowNowにどんな機能があるのか調査してから導入しましょう。というのも、無料プランを選択した場合、利用できる機...
           
最終更新日:2024年4月3日