
最終更新日:2022.04.13
社判(社版)を作成するポイントは?会社で使う印鑑をまとめて紹介
会社で使う印鑑である社判(社版)。社判には、角印・会社実印(代表者印)・銀行印・認印・ゴム印などさまざまな種類があります。
「会社ではどの印鑑が必要なの?」「なるべく安い価格で社判を作成したい」と、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そこで当記事では、会社経営をする上で知っておきたい社判の基本知識や作成時のポイントを解説します。また、社判を作成するのにおすすめの通販サイトも紹介するので、これから起業や社名変更を控えている人は必見です!
それでは早速、社判の基本的な情報から確認していきましょう。
Contents
最低でも作成しておきたい社判は3つ

しかし、この中で最低限持っておくべき印鑑は以下3つです。
- 丸印
- 角印
- 法人銀行印
それでは、まずは上記の3つの社判について、基本的な情報を抑えましょう。
丸印(会社実印)
丸印は、印面が丸い形で外周(回文)に会社名・中央(中文)に代表者役職名が刻まれている印鑑です。会社設立時に法務局へ印鑑登録され、重要な契約書や官公庁提出書類に用いられる社判。起業して最初に必要になる社判です。法人銀行印
法人銀行印は、形状や印面は丸印と同様です。一般的に実印よりも一回り小さく作成します。当座預金口座の開設など、銀行に登録するために使われる社判なので、会社の通常業務で使用することはほとんどありません。しかし、金銭を管理する社判のため、紛失や盗難に遭うと大きな損失を被る危険性があるので、作成後の保管には十分気をつける必要があります。
角印(会社認印)
印面は四角い形で、会社名のみ刻まれている社判です。請求書や領収書など、主に経理関係の発行部数の多い書類に使用されます。丸印を代用することも可能ですが、偽造や悪用等のリスクを抑えるためにも角印を作成しておくことが無難です。上記3つの社判は、会社経営において必要になる大切な印鑑です。会社設立や社名変更の際にはセットで作成することをおすすめします!
ゴム印や割印・契印は必要?会社設立であると便利な印鑑

しかし、社判の中には作成しておくと業務効率がアップする便利な印鑑があるので、次で紹介していきます。
住所印・日付印などの「ゴム印」
企業の住所や書類の発行日などの定型文を1回の押印で簡単に記載することができるゴム印。作成しておくと事務作業の効率が上がります。契約書類に使用する割印・契印
契約書の不正を防ぐために使用する社判。2つ以上の書類にまたがって押印するため、細長い形状の特徴的な印鑑となっています。これらの社判は絶対に必要というわけではないですが、作業の効率を上げるために余裕があれば作成しておきたいところですね。丸印・法人銀行印・角印を作成しておくべき理由

特に実印と銀行印を分けることは重要です。どちらも万一のことがあれば、手続きが大掛かりになるだけでなく、取引先にも迷惑をかけることになります。上記をまとめると以下のとおりです。
- 複製・盗難紛失に備えられる
- 取引先に自社の信頼性・威厳をアピールできる
- 印面の摩耗やフチ欠けを避けられる
1本あたりの使用頻度が減れば、それだけ経年劣化を遅らせられるというメリットもあります。そのため、長い目で見ると最初にセットでまとめて社判を揃えておいたほうがお得だといえます。
それでは次で、実際に社判を作成する際に注意するべきポイントについて確認しましょう。
防犯性の高い書体で社判を作成する

そのため、社判の作成時にはセキュリティの高い書体を選び、印面には悪用されづらい文字を彫刻しましょう。
高セキュリティ・デザイン性を兼ね備えた「篆書体」
多くの社判に選ばれている人気の書体。古代中国から使われている歴史のある文字で、可読性が低く、偽造や複製をされづらいという利点があります。現在でもパスポートや日本銀行券に使用されていることから、篆書体の防犯性の高さがわかりますね。デザイン自体にも風格があり、社判を作成する際に最初に候補に上がる書体です。
縁起が良く高セキュリティの「印相体」
篆書体を改良し、風水や運気の観点を取り入れた書体。印面の文字とフチの接触箇所が多いため破損にも強く、縁起の良さだけでなく実用性も高いというメリットがあります。起業時に新たに社判を作成される方は、これからの会社の発展を願い、運勢や風水の良い印相体で作成するのもいいですね。
上記の2つは、多くの会社経営者にも選ばれているおすすめの書体です。
とはいえ、実際に社判を作成する際には、完成品のイメージが浮かばないと選びづらいですよね。そんな時には、次で紹介する印影プレビュー機能を使用しましょう。
注文前に印面を画像で確認できるサービス
篆書体や印相体などの印鑑に彫刻する文字は、日常的に見かけることがないため、完成品のイメージがつきづらいかと思います。せっかく注文した社判が、手元に届いたらイメージと違った、なんてことは避けたいところです。そこで、ぜひ利用していただきたいサービスが、「印影プレビュー」です。
このサービスでは、注文前に自分が選んだ書体で作成した場合、どのような社判が完成するのか画像で確認できます。重要な社判の作成で失敗や後悔をしないためにも、印面の事前確認をすることをおすすめします。
実印・法人銀行印・認印のサイズは違う?

作成の際には、個人の印鑑とは大きさの順番が違うという点に注意しましょう。
各社判のおすすめサイズは
社判は角印を最も大きく作成し、丸印より一回り小さく作成する法人銀行印が最も小さくなります。一般的には、ほとんどの方が以下ようなサイズで作成します。
- 角印 21mm
- 丸印 18mm
- 法人銀行印 16.5mm
また、社判の作成時にはサイズと一緒に社判の形も選びましょう。
天丸と寸胴の2タイプ
社判の形状には、天丸タイプと寸胴タイプの2種類があります。形状に関しての規定などはないので、好みの形で選びましょう。作成時のポイントとして、丸印と法人銀行印の形状は別にしておくと、実際に使用する際に区別しやすく実用的です。
会社印鑑におすすめの素材

しかし、最近では金属素材の「チタン」が多くの経営者から人気を集めていることはご存知でしょうか。下記では、社判に人気の素材を特徴別に説明していますので、ぜひ参考にして下さい。
柘(つげ)
印鑑の素材としては一般的な木材である柘は、コストパフォーマンスに優れています。木材系の印材の中では圧倒的に安く、定期的に手入れをすれば長く使用することが可能です。会社設立の際など、できるだけ出費を抑えたいという方におすすめの素材です!
黒水牛
社判の素材としてとても人気の高い印材です。漆黒のデザインには風格があり、牛の角ということもあり耐久性能も抜群。社判に必要な要素を兼ね備えながら価格もそこまで高くないという、まさに社判にうってつけの素材です。
チタン
近年人気を集めている金属素材です。チタンで作成する社判は落ち着きと重厚感のあるデザインになります。ただし、チタンが人気を集める一番の理由は外観ではありません。その理由は、圧倒的な耐久性能です。チタンは金属ということもあり、衝撃や摩耗による破損とはほぼ無縁。さらに、火災にも耐えられる耐熱性能まで備えています。
会社を次の世代まで引き継いだ後も、長く使用できる人気の印材です。
上記のおすすめ素材をランキング形式にするとこのようになります。
耐久性能 | コスパ | |
---|---|---|
1位 | チタン | 柘 |
2位 | 黒水牛 | 黒水牛 |
3位 | 柘 | チタン |
上記のような印材ごとの特徴を把握し、社判を作成しましょう!
実印・法人銀行印・認印の組み合わせなど!おすすめは安い社判セットの購入

そこで当ページがおすすめしているのが、社判のセット購入です。
社判のセット購入はバラバラで作成するよりもお得。通販サイトによっては最大で70%オフで作成することもできます。また、多くの通販サイトでは丸印・角印・法人銀行印の3本セットを取り扱っています。
そのため、新しく社判を作成する予定のある方は、社判をセット購入するのがおすすめです。
社判作成におすすめの通販サイト2選

そこで今回は、信頼できる・セット販売がある・コストパフォーマンスが良い、おすすめの通販サイトを厳選したので、早速見てきましょう。
シェア・実績No,1!ハンコヤドットコム
年間40万件の出荷実績があり、実に2分に1本印鑑が売れている人気No.1の印鑑ショップ。社判に関しては、なんと会社設立件数のうち18.2%がハンコヤドットコムで作成しているという人気の通販サイトです。知名度や圧倒的な出荷実績以外にも、社判のセットは2本セットからゴム印付きの5本セットまで、ニーズに合わせて幅広い商品を展開しているため、余計な出費を避けて必要な社判だけを購入できる点も魅力的です。
また、上記以外にも即日発送サービスや「起業応援印鑑セット」などのキャンペーンが実施されるなど、これから社判の作成を控えている方におすすめできる通販サイトとなっています。ハンコヤドットコムで社判の作成をしたい方は以下のページで詳細を確認しましょう。
ハンコヤドットコムの詳細はこちらへ
格安の法人用印鑑セットが人気!はんこプレミアム
はんこプレミアムは、社判だけでなく個人の印鑑も格安で作成できる通販サイトです。ただ安いだけでなく、印材の種類や質の高さも魅力となっています。はんこプレミアムでは「法人用印鑑セット」が最大30%オフで販売されており、実印・銀行印・認印の3本セットの場合、なんと8,480円~という低価格になっています!
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