Cases・Works
ビッグローブ株式会社

粘りに粘った施策を通じてCV数昨対比169%の成果を達成

光回線サービス「ビッグローブ光」で多くのユーザーに支持されているビックローブ株式会社さま。

その中で法人向けサービスサイトの運用を担当されているWEBチャネルグループの松橋さま、竹谷さま、豊田さまにお話を伺いました。

今回、弊社EXIDEA SEOコンサルタントの樽見が担ったのは、同サイトの「SEO戦略検討ならびに伴走支援」です。

SEO対策には、検索エンジンのアルゴリズムの変化に目を配ることはもちろん、その時々のサイトの状況などに合わせて適確な施策を立て、実行していく必要があります。このようなニーズにお応えするため、EXIDEA 樽見は「第三者の専門家としての視点から的確なアドバイスと実行支援を提供してほしい」というビックローブさまからのご要望とご期待にどのように応え、目標達成に向けたご支援を行ったのでしょうか?

導入前の課題は?
提案力、対応力に長けた第三者としての専門家の意見が必要だった

樽見お付き合いが始まったのは、2023年7月からでしたね。当時、どんな課題があったのでしょう?

松橋さま:実はEXIDEAさんに相談させていただいた際には、他のベンダーさんにSEO戦略支援のお願いしていたんです。

Webサイトに来訪したユーザー数、訪問経路、来訪後の行動、コンバージョン率、リピート率といった数字はSEOツールを使って把握できますが、それらを戦略的かつ継続的に向上させるためにどのような施策立案や分析をおこなうべきか判断するには、専門家の力が必要と考えておりました。

試行錯誤していたものの、施策と成果の間にギャップを感じることが多くありました。提案いただいた施策を実施し、その効果を検証したときにストーリーに矛盾があったり、再現性がなかったりと、納得のいく結果が得られない事に葛藤しておりました。

そこで、以前から別施策でもお世話になった樽見さんのことを思い出して、相談をしてみることにしました。

ビッグローブ様インタビュー風景①

樽見そうでしたね。そのような経緯を知っていただけに、綿密に下調べをして、かなり気合いを入れて打ち合わせに臨んだのを覚えています。松橋さまがベンダーに対し、期待していたのはどのような要素でしたか?

松橋さま:まずは、施策の提案力です。施策を提案していただくにしても、その施策がなぜ有効なのか?もし、望ましい成果が得られなかったとして、どのような改善をすればいいのか?といったプラスアルファの提案をしていただけるのかということ。

そしてもうひとつは、担当してくれる方の対応力です。こちらのリソースや課題を理解して、柔軟に対応してくれるのか? 依頼主とベンダーという関係性を超えて、共通の課題意識やゴールを持った仲間として伴走してくれるのか?ということでした。

EXIDEAを選んだ決め手は?
「できない」ことを「できない」と答える誠実さを感じた

樽見そのようなハードルの高いご要望があったにもかかわらず、私に声をかけていただいたのはなぜでしょう?

松橋さま:いちばん大きいのは、樽見さんの人柄について、ある程度知っていたことが大きいですね。

最初の打ち合わせのとき、我々チームがそれまで取り組んできたことや、今後の課題について、あれこれ説明させていただいたのをよく覚えています。

こちらの要望に対して、「できない」と答えるのはコンサルタントにとって、抵抗があることだと思うんですが、樽見さんは素直に「できない」と言ってくれる人だということがすぐに分かりました。

もし、あの時に「ウチに任せてくれれば、絶対に成果を出しますよ」と回答されていたとしたら、お願いすることはなかったと思いますよ。(笑)

樽見そのあたりは私も、常日頃から心掛けています。もちろん、「できない」と言う前に、対話を通じて「できます」と言えるまでの突破口を見出そうとする姿勢を大事にしているつもりです。

ビッグローブ様インタビュー風景②

松橋さま:おっしゃる通りで、最近では、樽見さんが「できない」という言葉を口に出さずに飲み込んでいることが表情だけでわかるようになりましたよ(笑)

とにかく、こちらのむずかしい要求にもしっかりと向き合ってくれて、何往復も議論を重ねて最適解を探る樽見さんの粘り強さには感心させられることが多いです。

導入後の苦労は?
アクセス数の向上だけでなく、新体制での情報共有も急務だった

樽見導入後の効果について、どのような感想をお持ちですか?

松橋さま:タイミングが悪いことに、樽見さんから最初に提案された施策を実施した直後、検索エンジンのアルゴリズムの仕様変更があって、アクセス数がガクッと落ちてしまったときはどうなることかと思いました。

樽見あのときは私も、ヒヤリとしました。

ビッグローブ様インタビュー風景③

松橋さま:ただ、その後は丁寧に対処していただき、徐々に成果があがって導入前と比べてアクセス数が昨対比200%に達してホッとしました。

実は、樽見さんにはアクセス数向上ということだけでなく、もうひとつ、お願いしたいことがありました。

というのも、2024年の4月以降、新しいメンバーが加わってチームが新体制に移行することになったんですが、新メンバーにもナレッジを共有して欲しいと思っていたんです。

樽見そうでしたね。竹谷さんは4月、豊田さんは5月からチームに入られた新メンバーでしたが、仕事にはすぐに慣れることができましたか?

竹谷さま:私は外部のベンダーにSEO支援の受けた経験がほとんどなかったので、樽見さんには、基本的な考え方から、手取り足取り教えていただいたような形でしたね。

目標とする数値やキーワードの順位など、必要な施策をわかりやすい形で共有してくれたのは本当に助かりました。また、Googleのアルゴリズム状況やWebマーケティングにおけるトレンドについての情報を定期的に共有いただけるので、SEOに関する理解と学びの助けにもなっています。

ビッグローブ様インタビュー風景④

樽見何か至らぬ点がありましたら、遠慮なくおっしゃってください。

竹谷さま:いえ、ほとんどないですよ(笑)。チャットで質問しても、すぐにレスポンスが返ってきて、ストレスを感じることはありませんでした。

豊田さま:私はデザイナー担当のため、これまでSEOに関する知識はほとんどなかったのですが、デザインに限らずにSEOやWeb広告などの幅広い知識を身につけたいと思い、今のチームに参画をしました。SEOに関する知識がほとんどない中で定例に参加をしましたが、樽見さんがわかりやすい資料を作ってくれたのでとても助かりました。

用語を理解するだけでなく、チームで考えた施策をどのようにビジュアルに落とし込むかというところで悩むことが多くありました。

ですから、樽見さんが分析結果をもとに改善策をご提案をしていただいたことに助けられる場面が多くありました。

ビッグローブ様インタビュー風景⑤

樽見おふたりのお役に立てたなら、これ以上に嬉しいことはありません。これからも、わからないことがあったら遠慮なく質問してくださいね。

今後、期待することは?
無数に近いSEO手法のなかから、適確な対処法をアドバイスしてほしい

樽見今後、弊社へどのようなことを期待していますか?

松橋さま:これまで通り、私のチームの良き伴走者として、二人三脚で取り組みのご支援をいただきたいと思っています。

SEO対策は、筋トレと同じようなもので、常に維持向上する努力を続けていく必要があります。

検索エンジンのコアップデートや、サイト内の情報更新などの状況変化のたび、新たな課題が生じていきますが、それに対応するSEO手法は無数に近くあります。それらの手法のなかから、いつ、何を、どのように取り入れるのか、今まで通り、適確なアドバイスをしてほしいですね。

また、今後は「同サイトのSEO対策」の枠組みを超えた取り組みも検討していきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

ビッグローブ様インタビュー風景⑥

樽見ありがとうございます。今後もSEOはビッグローブさまにとって重要なチャネルになるかと思います。引き続きSEOの成果を最大化できるようご支援していきます。